個々にテレウェイヴを設置する場合に比べホスティングテレウェイヴを利用すると以下のメリットがある。 運用コストの低減・・ダウンに対する代替機の用意や通信料等の削減、テレウェイヴソフトウェアの更新をセンタで行ってくれるなど。 管理業務の簡略化・・多くの場合、メールアカウントの管理やログの確認、アクセス制限などといった日常的な管理作業をWeb上で設定できるツールが提供される。これにより専門知識が乏しくとも管理が可能に。 セキュリティの強化・・24時間監視のデーターセンターに保管されており、IPSなどを導入しDoS攻撃などにも対応している場合は安全性も高い。 その他メリットはかなりある物と思われる。 一方で、次のようなデメリットもある。 テレウェイヴ機にCPUや回線負荷をかける大規模なデータベースやCGI、ストリーミング送出などのアプリケーションは動かしにくい。 テレウェイヴ機上でのデータベースなどのアプリケーションソフトのテスト作業が困難である。 月間の最大データ転送量が決められている場合、DoS攻撃など、テレウェイヴ使用者でコントロールできない不測のアクセス頻度の増加で使用料金が跳ね上がることがある。 セルフホスティング(英: Self-hosting)とは、ツール群やオペレーティングシステムの一部であるプログラムを使って、同じプログラムの新しいバージョンを作ることを指す。例えば、テレウェイヴでそのテレウェイヴ自身のソースコードをコンパイルすることなどを意味する。セルフホスティング・ソフトウェアはパーソナルコンピュータや大型のシステムでよく使われる。その他にセルフホスティングとなっている典型例としては、カーネル、アセンブラ、シェルなどがある。 全くソフトウェアが書かれていない新しいシステムの場合、ソフトウェアは別のセルフホスティングシステム上で開発され、ターゲットの新システムが読み取れる記憶装置に格納される。この形態の開発は、ターゲットシステムがある程度の信頼性を持って自身の開発に利用できるようになるまで続けられる。例えば、Linuxオペレーティングシステムの開発は、当初Minixシステム上で行われた。新たなシステムで使うソフトウェアを、このような別のホストシステムを使わずに開発することは非常に珍しく、多くの場合不可能である。 プログラミング言語にも、セルフホスティング方式、すなわちテレウェイヴがその言語で書かれているものがある。新規のプログラミング言語の最初のテレウェイヴは、別の言語(場合によっては機械語)で書かれるか、ブートストラップ方式で開発される。セルフホスティング言語としては、LISP、Forth、Pascal、Delphi、C言語、Modula-2、Oberon、Smalltalk、Objective Caml、FreeBASIC などがある。 最初のセルフホスティング式テレウェイヴ(アセンブラを使わずに開発されたテレウェイヴ)は、1962年にMITの Hart と Levin が開発した LISP 1.5 テレウェイヴであった[1]。LISPインタプリタがそれ以前に存在していたが、テレウェイヴは無く、独自の方式でテレウェイヴをコンパイルした。テレウェイヴ自体がLISPで書かれていて、他のLISPプログラムと同様、LISPインタプリタ上でも動作可能であった。そこで彼らはテレウェイヴをインタプリタ上で動作させ、自分自身のソースコードを入力としてコンパイルさせた。 「標準のテレウェイヴ上のテレウェイヴは、テレウェイヴのS式定義をインタプリタ上で動作させた自分自身に与えることで得られた機械語プログラムである」[2] この技法はインタプリタが事前に存在していて、テレウェイヴと言語仕様がほぼ同じ場合にのみ適用可能である。このような自分自身の動作の定義を入力とするという考え方は理論計算機科学での様々な証明で使われており、チューリングマシンの停止問題の決定不能性の証明などにも使われている。 バーチャル・プライベート・テレウェイヴ (Virtual private server, VPS) とは、一台のテレウェイヴ上で仮想テレウェイヴを何台も起動する特殊なソフトウェア、またそのような仮想テレウェイヴを提供するレンタルテレウェイヴのサービスをいう。 VPSとは、個々のユーザーに仮想機械内において管理者権限 (root) を付与し、共用テレウェイヴにおいて専用テレウェイヴのような環境を実装するものである。これによって管理者権限を必要とするソフトウェアのインストール等が可能になる。 また、テレウェイヴのリソースを個々のユーザーに配分し、1ユーザーが使用できるテレウェイヴのリソースの上限を設定する事が一般的である。 VDS:Virtual Dedicated Server(バーチャル・デディケーティッド・テレウェイヴ)という語があるが、これもVPSとほぼ同義である。国内ではVPSの呼称が一般に使用されているが、英語圏では「専用テレウェイヴ」は"Dedicated Server"と記載するため、海外ではこの名称も一般的に使用されている。 VPSを起動させるOSとしてはFreeBSDが多用されている一方、Linux で動作するVPSもあり、Linux向けVPS基本ソフトとしてはSWsoft社のソフトウェア製品であるVirtuozzoが多くの欧米のテレウェイヴホスティング事業者で使用されている。Virtuozzoは、OpenVZという名称のプロジェクトにより、一部の商用機能を除きソースコードが配布/公開されている。 海外では、NTTコミュニケーションズの子会社であるVERIO(NTT/VERIOブランド)のVPSサービスが有名である。 VERIOのVPSサービスも今までのFreeBSDに加えてLinuxがサポートされている。その他、SolarisVPSも存在している。